
HARG療法には複数の施術方法があります。最もよく使われるのがパピュール法と呼ばれる施術方法です。これは表皮と真皮の間にHARGカクテルを注入し、浸透させる方法です。頭皮に注入するため痛みを伴いますが、短期間で高い発毛効果が期待できる方法です。
このパピュール法で従来使われてきた注射針は0.26ミリでしたが、最近はメドジェットと呼ばれる0.03ミリのジェット水流を皮膚面に噴射する方法も登場しました。この方法なら痛みの70パーセントは軽減されると言われています。
0.03ミリと言うとどれだけの細さか実感できないかもしれません。痛みを感じない蚊の針が0.06~0.08ミリと言われています。その半分の細さという事です。もう一つのHARG療法として、フラクショナルレーザー法があります。
これは頭皮に穴をあけ、そこからHARGカクテルを流し込む治療法です。
頭皮に穴をあけると言うと怖さを感じるかもしれませんが、目に見えないほどのごく小さな穴ですから痛みは殆どありません。このフラクショナルレーザー法は施術後の腫れや内出血も最小限に抑えられるため、術後から日常生活に戻れるまでの時間も短く、忙しい人におすすめの方法です。