HARG療法とは


HARG療法ではHARGカクテルと呼ばれるものを頭皮に注入します。

このHARGカクテルにはビタミン類、アミノ酸、AAPEが含まれています。AAPEとは脂肪幹細胞から抽出した成長因子の事です。脂肪幹細胞とは脂肪細胞から抽出した幹細胞の事で、分化や複製の機能をもった細胞です。

髪の毛は常に伸び続けているわけではありません。

髪の毛は成長期に伸び、退行期、休止期で成長を止めます。その後髪の毛は抜け落ちます。健康な髪の毛は成長期が最も長く、髪の毛が抜けてもまた新たな髪の毛が生えるため、全体の本数はほぼ変わりません。しかし薄毛になると成長期が短く、脱毛に対して発毛が追いつきません。

HARG療法の特徴は、このヘアサイクルを正常化させ、太く長い髪を生やす事を目指す治療法です。従来の治療法は脱毛を食い止める事に重点を置いていました。しかしそれでは現状維持しかできませんし、治療を止めれば薄毛は進行します。

HARG療法は頭皮が本来持つ発毛の力を引き出す療法ですから、治療が終わりHARGカクテルの投与をやめても、ヘアサイクルは維持されます。HARG療法が支持されている理由はここにあります。施術料金は他より高いですが、治療後の生活を考えるとHARG療法の方が結局お得、という可能性もあります。

→HARG療法の種類2

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